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スタッキングロールブラシ
スタッキングロールブラシ
補修用の余分なブラシ在庫や取替のための機械設備が不要です。
スタッキングロールブラシ
「スタッキングロールブラシ」は磨耗した部分だけを取り外し、ユーザーサイドで新しいブラシにすばやく簡単に交換できるロールブラシです。これまでのように磨耗したロールブラシをメーカーに送り返す必要がなく、ブラシをストックしておけば磨耗したブラシ部分だけをその場で組み換えができます。輸送費と修理時間の無駄が省けて大変経済的で、作業効率も向上します。ブラシ毛材もナイロン・PPの樹脂毛材、砥粒入り毛材、ワイヤーなど豊富にありますので洗浄・清掃・研磨・研削など幅広い用途に使用できます。
ブラシ毛材・ブラシ外径・ブラシ長さ…豊富にございます
項目 | スタッキングロールブラシの長所・短所 | チャンネルロールブラシの長所・短所 |
---|---|---|
ブラシ部の取替え | 設備を必要とせず、自社で即日交換・組立ができる | メーカーに送付して数週間かかる |
ブラシ磨耗部の部分取替え | 磨耗部のみ部分取替え可能なので安価 | ブラシ部を全部取り替えのため高くつく |
ブラシ毛刈り直し | ブラシ部のみ送付でお手軽です | メーカに軸付きで送付するので輸送コスト大きい |
ブラシ密度 | スタッキングロールブラシは毛材を束ねている金属部分が薄いので、チャンネル方式より毛材密度が高い | |
ブラシ密度の変更 | リング部の組替えで密集組み・ピッチ組みが自由にできる | メーカに送付して作り直す必要がある |
ブラシ毛材 | 樹脂製品(ナイロン・PP・砥粒入り等)、金属(SW・SUS等)、動植物(馬・山羊・パキン等) | |
毛抜け発生 | リング部がU字型で毛材が密集して抜けにくい | チャンネル部(CH)は 字型で芯線とCH上部で抜け防止 |
毛材の熱劣化 | リング間の隙間が毛材への空冷効果がある | CH間の隙間が毛材への空冷効果がある |
ワークの蛇行 | リング形状なのでワークの蛇行はない | 螺旋状巻き付けの為、ワークが軽いものは蛇行する |
輸送コスト | ブラシ部のみで少量・軽量なので安価 | 常に軸部を含む一体ものなので高くつく |
ラインの休止時間 | ブラシ部を在庫又は事前手配でラインの休止なく即日使用 | メーカーに使用済みブラシを送付して2週間以上ライン停止 |
軸部の在庫 | 使用中のロールブラシ用1本のみ | 稼動中・予備品・修理中の1SETで3本必要 |
軸部の寿命 | 半永久的 | 溶接加工やサンダー処理で傷・ひずみ等の発生 |
軸部の価格 | ブラシ部をキー溝の加工で少し高くつく | シャフトやパイプに溶接固定なので特別な加工は不要 |
ロールブラシ価格 | スタッキングロールブラシの初期価格は高くつきますが、・自社組込・輸送コスト・ライン休止・部分巻替などトータル的にはコストメリットが出ます。 |
ブラシ外径 | ブラシL | ブラシ 有効L |
毛材 | 軸部 価格 |
ピッチ組 価格 | ブラシ部 バラ売り |
密集組 | リング部 外径 |
リング部 内径 |
リング巾 | 毛丈 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
洗浄・清掃目的 | 高密度目的 | |||||||||||
標準 枚数 |
価格/本 | 標準枚数 | ||||||||||
200 | 300 | 290 | ナイロン φ0.3波 |
\28,000 | 20枚/本 | \30,000 | 1枚 \1,500 |
37枚/本 | 56 | 40 | 8 | 72 |
500 | 480 | \30,000 | 31枚/本 | \46,500 | 57枚/本 | |||||||
1000 | 970 | \46,700 | 61枚/本 | \73,000 | 113枚/本 | |||||||
標準組込時間 / L300 密集組 7〜10分 |
- ○参考価格です。
- ○外径・長さなど多種ございます。ご相談のうえ仕様・見積りご提出します。
- ○軸部を貴社にてご用意いただく場合は軸図面ご提供します。
- ○磨耗部の部分入替えは貴社でも可能です。
- ○ブラシ毛材:ナイロン・PPなど樹脂毛材、ワイヤ、研磨材入り、動物・植物毛材ございます。
スタッキングロールブラシの構成部品と設備不要の組立て要領
スタッキングロールブラシの部品と組み立て道具
スタッキングロールブラシ部品 |
組み立て道具 |
||
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@ブラシ軸完成品 SUS304 | Aスタッキングブラシ | Bスナップリング Cベアリングナット D菊ワッシャー |
スタッキングロールブラシの組み立ては2点のみです。 @引掛スパナ Aスナップリングプライヤー |
スタッキングロールブラシの組み立て方法
@軸端部溝にスナップリングを入れる | Aブラシを軸に組み込む | Bブラシはネジ部分を少し残した状態まで挿入する | C菊ワッシャー、締め付けナットの順に入れ締め付け固定(完了) |
スタッキングロールブラシのブラシ密度
ブラシ密度は、毛材の種類・太さにより枚数は多少変わります。
ブラシの組み替えや、部分入れ替えなど再生の場合は、組込枚数が増えることもございます。
(注)ブラシLの( )内の数字はブラシの有効長さです
ピッチ組
ブラシL | 適正枚数 |
300(290)mm | 20枚 |
500(480)mm | 31枚 |
1000(970)mm | 61枚 |
密集組
ブラシL | 適正枚数 |
300(290)mm | 37枚 |
500(480)mm | 57枚 |
1000(970)mm | 113枚 |